透明な商品って写るの・・・?

ガラスのコップの様に透明な商品も厄介なものです。透明なものを撮っているので当たり前ですが、写っている様な・いない様な写真になってしまいました。ガラスの質感はおろか何角形のコップかもはっきりしません。 左の写真ではグレーの背景を使っていますが、少しでも輪郭を鮮明に写そうと黒色の背景で撮影したガラス製品の写真をよく目にします。黒の背景を使うと商品の形状ははっきりしますが、それだけではガラスの質感はうまく表現できません。

▼ 再撮影

試しにガラスのコップを電灯にかざして透過光で観察してみて下さい。正面からの光で見るのと比べると濃淡がはっきりして表情が豊かになり、 ずいぶんとガラスらしく見えます。 ガラス製品の様に透明な物は、透過光で撮影してやります。この写真でもコップの後方から光を当てています。