白に違いはないのだが・・・?

白一色・黒一色の商品は結構多いものです。そして撮影が難しのも白と黒の商品です。
人間の視覚はカメラに比べれば遥かに優れています。フィルムやデジカメのセンサーが感じることのできる明るさの範囲は人間の視覚に比べるとずいぶん狭く、このため白や黒の商品は目で見える様には写真に写ってくれないこともありす。
左の白いカップの写真をご覧ください。目では見ることのできる中央部の縦の凹凸ラインも、写真では 白く飛んでしまってうまく表現さ れていません。

▼ 再撮影

白一色・黒一色の商品は結構多いものです。そして撮影が難しのも白と黒の商品です。
露出とライトの照射角度がまずいようで す。正面から当たっていたライトを 左側に回して陰影を強調し、少し暗めに撮影すると、縦の凹凸ラインもはっきりし立体感が出てきました。 商品の撮影は通常、窓から射し込む光ような「そこにある光」ではなく、真っ暗なスタジオで写真専用の照明を使って行います。被写体の陰影や照明光の性質を自由にコントロールできなければいい商品写真を撮る事ができないからです。