食品パッケージ | |
制作物 | 食品PPフィルムパッケージ W100×H220mm |
名 称 | 胡麻ソース |
撮影内容 | 背景イメージ写真 |
撮影場所 | 当スタジオ |
撮影日数 | 1日 |
発注先 | 広告代理店 |
特記事項 | フードスタイリスト手配 |
撮影後記
左のパッケージをご覧ください。文字の背後にある写真。さりげなく収まっています。文字は動かすことができないので、このようにうまく配置するのは意外と難しい。この例で言えばソースのシズル感がよく表現されている部分を比較的空きスペースの多い左下に持ってくる。トマトの赤が赤の文字と重ならない様にする。トンカツの切れ目が文字の後ろに隠れない。何気なく見える写真も実は計算ずくで撮られています。
つい最近までは、インスタント写真にトリミングスケールをあて収まりを想像したり、コピー機でインスタント写真を拡大・縮小して文字の版下と比較したりで、単なる写真の配置も試行錯誤の連続で意外と時間がかかりました。料理写真の場合は出来立てを撮る必要がありゆっくり検討する時間もありません。後日現像の終わった写真を実際に配置してみると収まりが悪く再撮影などゆうことも・・・。
今ではこのようなレイアウトの検討も、撮影した写真データをオンラインで瞬時にパソコンに取り込めるためイラストレーター等のソフトを使えば実データを使って早く正確に行うことが出来ます。デジタル化のメリットはこんな所にも現われています。